「40代になってから太りやすくなった……」
「健康診断の数値が気になるけれど、周りの人はどのくらい運動しているのだろう?」
このような疑問を持っていませんか?
40代は、仕事や子育てなどで忙しくなり、自分の健康を後回しにしやすい年代です。一方で、体力の低下や体型の変化を感じ、運動を始めたいと考える人もいるでしょう。
そこで今回は、40代の運動習慣について公的な調査データをもとに解説します。ジム通い、ランニング、自宅での筋トレ、運動の習い事など、それぞれの特徴や始めやすさもランキング形式で紹介します。
この記事でわかること
- 40代で運動している人の割合
- 筋トレ・ランニングの実施率
- 40代におすすめの運動方法ランキング
- 運動を継続するためのコツ
結論からいうと、運動を始めるために必ずしもジムへ通う必要はありません。大切なのは、自分の生活に合った運動を見つけ、無理なく継続することです。
1.40代で定期的に運動している人はどのくらい?
まずは、日本全体の運動習慣を確認しましょう。
成人全体のスポーツ実施率
週1日以上:51.7%
スポーツ庁「令和7年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」
スポーツ庁が2026年3月に公表した令和7年度調査によると、20歳以上で週1日以上スポーツを実施する人の割合は51.7%でした。
ただし、これは40代だけの数字ではありません。また、週1日以上という条件なので、毎日運動している人も週1回だけの人も含まれます。
⚠️ 数字の見方に注意!
成人全体の51.7%という数字を、そのまま「40代で定期的に運動している人の割合」と考えることはできません。年代別の数値を確認することが重要です。
40代の筋トレ・ランニング実施率
40代に限定したデータも見てみましょう。
| 運動の種類 | 実施率 | 調査条件 |
|---|---|---|
| 筋力トレーニング | 17.0% | 40代・年1回以上 |
| ジョギング・ランニング | 18.2% | 40代男性・年1回以上 |
出典:笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査」2024年調査。数値の定義・対象者については、公開元の原資料をご確認ください。
ここが重要!
上記は年1回以上の実施率であり、週1回以上の継続的な運動習慣を示す数字ではありません。また、筋トレは40代全体、ランニングは40代男性の数値なので、単純比較はできません。
2.40代におすすめの運動方法ランキングTOP5
ここからは、費用、始めやすさ、継続のしやすさ、体力づくりへの活用という観点から、40代におすすめの運動方法をランキング形式で紹介します。
ランキングの基準
以下は40代の利用者数を集計した人気ランキングではありません。費用や手軽さ、継続性などを踏まえた編集上のおすすめ順位です。
第1位:自宅での自重トレーニング
おすすめ度:★★★★★
費用を抑えながら筋力を鍛えたい人におすすめなのが、自宅での自重トレーニングです。
自重トレーニングとは、自分の体重を負荷として行う筋力トレーニングのことです。
代表的なトレーニング
- スクワット
- 腕立て伏せ
- プランク
- ヒップリフト
- カーフレイズ
最大のメリットは、ジムへ移動する必要がなく、すきま時間を活用できることです。仕事や子育てで忙しい40代でも、短時間から始められます。
メリット
- 基本的に器具を購入する必要がない
- 自宅で取り組める
- 筋力や筋持久力の向上を目指せる
- 運動する時間を調整しやすい
デメリット
- 自分で運動計画を立てる必要がある
- フォームが崩れると狙った部位に効きにくい
- 慣れてくると負荷の調整が必要になる
💡 トレーナー目線のポイント
初心者は回数を増やすことよりも、正しいフォームを優先しましょう。まずは無理のない回数から始め、少しずつ負荷を調整するのがおすすめです。
第2位:スポーツジムでのトレーニング
おすすめ度:★★★★☆
筋肉をつけたい人や、体型を本格的に改善したい人におすすめです。
スポーツジムには筋力トレーニング用のマシンや有酸素運動用の設備がそろっています。自宅では難しい負荷の調整もしやすく、全身を計画的に鍛えられます。
メリット
- 目標に合わせて負荷を調整できる
- マシンを使って全身を鍛えられる
- トレーニングする環境を確保できる
- 施設によってはトレーナーの指導を受けられる
デメリット
- 月会費がかかる
- 移動時間が必要になる
- 入会しても通わなくなる可能性がある
ジム選びのコツ
設備の充実度だけでなく、自宅や職場から通いやすいかどうかも重要です。最初から週4〜5回通うのではなく、まずは週1〜2回を目標にしましょう。
第3位:ウォーキング・ランニング
おすすめ度:★★★★☆
体力づくりを始めたい人や、運動不足を解消したい人におすすめです。
ウォーキングは特別な器具がなくても始めやすく、運動初心者にも取り組みやすい方法です。体力がついてきたら、軽いジョギングを取り入れる方法もあります。
メリット
- 比較的低コストで始められる
- 屋外で気分転換できる
- 心肺機能や持久力の向上を目指せる
- 日常生活に取り入れやすい
デメリット
- 天候に左右される
- ランニングは膝や足首などに負担がかかる場合がある
- 習慣化するまでモチベーションの維持が必要
運動に慣れていない人は、いきなり長距離を走る必要はありません。まずは短時間のウォーキングから始め、体調に合わせて時間や強度を調整しましょう。
第4位:運動の習い事・フィットネス教室
おすすめ度:★★★☆☆
一人では運動を続けにくい人におすすめです。
代表的な習い事
- ヨガ
- ピラティス
- 水泳教室
- ダンス
- テニス
- スタジオでのグループレッスン
決まった曜日や時間に参加するため、運動を生活の一部に組み込みやすい点が魅力です。
メリット
- レッスンの予定が運動するきっかけになる
- インストラクターから指導を受けられる
- 仲間と一緒に取り組める
- 運動以外の楽しみも見つけやすい
デメリット
- 参加費や月会費が必要になる
- 開催日時に合わせる必要がある
- 自分に合わない教室では継続しにくい
第5位:オンラインフィットネス・動画を使った運動
おすすめ度:★★★☆☆
自宅で運動したいものの、自分だけでは何をすればよいかわからない人に向いています。
スマートフォンやパソコンで動画を見ながら、筋トレやストレッチ、ダンスなどに取り組めます。
メリット
- 自宅で始められる
- 移動時間がかからない
- 多様な運動プログラムから選べる
- 無料で利用できる動画もある
デメリット
- 自分で運動する時間を確保する必要がある
- フォームを細かく確認しにくい
- 動画を見て満足し、実際に運動しないこともある
💡 続けるための工夫
動画を活用する場合は、視聴時間ではなく、実際に体を動かした時間を意識しましょう。
3.40代の運動は何を基準に選べばいい?
運動方法によって、得意なことは異なります。自分の目的に合わせて選びましょう。
| 目的 | おすすめの運動 |
|---|---|
| 筋肉をつけたい | 自重トレーニング・ジム |
| 体重管理をしたい | 筋トレ+ウォーキングなど |
| 運動不足を解消したい | ウォーキング |
| 一人だと続かない | 運動の習い事 |
| 費用を抑えたい | 自宅トレーニング |
| 柔軟性を高めたい | ストレッチ・ヨガ |
| 持久力を高めたい | ウォーキング・ランニング・水泳 |
体重を減らしたい場合は、運動だけでなく食事や睡眠も見直すことが大切です。また、筋力を維持・向上させたい場合は、有酸素運動だけでなく筋力トレーニングも取り入れるとよいでしょう。
4.40代が運動を継続するための3つのコツ
コツ① 最初から頑張りすぎない
運動を始めると、早く結果を出したくなり、初日から頑張りすぎてしまうことがあります。しかし、疲労や筋肉痛が強くなると、次の運動まで間隔が空いてしまう場合があります。
まずは短時間・低強度から始め、少しずつ運動量を増やしましょう。
コツ② 運動する曜日や時間を決める
「時間ができたら運動しよう」と考えていると、仕事や家事を優先してしまいがちです。
週間スケジュールの例
- 月曜日:帰宅後にスクワット
- 水曜日:15〜20分のウォーキング
- 土曜日:自宅で全身の筋トレ
最初は週2〜3回程度の計画でも構いません。体力や生活状況に合わせて調整しましょう。
コツ③ 体重以外の変化にも目を向ける
運動の効果は、体重だけでは判断できません。
- 階段を上っても疲れにくくなった
- スクワットの回数が増えた
- 長い距離を歩けるようになった
- ウエストのサイズが変化した
- 睡眠や気分の状態がよくなったと感じる
このような変化も記録してみましょう。小さな変化を確認することが、継続するモチベーションにつながります。
5.40代から始める運動習慣のモデルプラン
運動初心者なら、まずは次のような計画から始めてみましょう。
| 曜日 | 運動内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 月曜日 | スクワット・腕立て伏せなど | 10〜15分 |
| 火曜日 | 普段より少し多めに歩く | 15〜20分 |
| 水曜日 | 休養または軽いストレッチ | 5〜10分 |
| 木曜日 | 自重トレーニング | 10〜15分 |
| 金曜日 | ウォーキング | 15〜20分 |
| 土曜日 | 好きな運動やスポーツ | 20〜30分 |
| 日曜日 | 休養または軽い散歩 | 無理のない範囲 |
これはあくまで一例です。運動習慣がない人は、さらに少ない量から始めても構いません。
安全に運動するために
持病や痛みがある場合は、運動の種類や強度について医療専門職に相談してください。運動中に胸痛、強い息切れ、めまいなどが現れた場合は中止し、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
6.まとめ:40代は自分に合った運動を続けよう
この記事のまとめ
- 成人全体で週1日以上運動・スポーツを行う人は51.7%
- 40代の筋力トレーニング実施率は年1回以上で17.0%
- 40代男性のランニング実施率は年1回以上で18.2%
- 自重トレーニング、ジム、ウォーキング、習い事など、運動方法はさまざま
- 運動を長く続けるには、生活に合った方法を選ぶことが重要
なお、筋トレやランニングの実施率は年1回以上の数字であり、定期的に運動している人の割合とは異なります。また、今回のおすすめランキングは、各方法の特徴を踏まえたもので、40代の利用者数を示すランキングではありません。
40代からでも、運動習慣を身につけることは十分可能です。
いきなり完璧なトレーニングを目指すのではなく、まずは今日、10分だけ体を動かしてみませんか?
小さな一歩を積み重ねることが、将来の健康づくりにつながります。
参考資料
- スポーツ庁公式サイト(スポーツの実施状況等に関する世論調査)
- 笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査」
- 厚生労働省公式サイト(健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023)
※統計値を引用する場合は、公開元の原資料で数値、調査対象、実施頻度の定義をご確認ください。異なる条件の数値は単純比較できません。


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