18歳までに毎月いくら貯めればいいのか計算してみた
この記事では、教育費の総額だけでなく「毎月いくら貯めれば間に合うのか」まで計算します。
子ども2人の教育費は「総額」だけでは足りない
子どもの教育費について調べると、
「大学までに○○万円必要」という数字をよく見かけます。
もちろん総額を知ることは大切です。
しかし、子ども2人の教育費を考えるとき、
もっと重要なのは「いつまでに、いくら準備するのか」です。
教育費は「2人で1,000万円必要」のように総額だけを見るのではなく、
大学入学まであと何年あるのかを考えて、毎月の積立額に落とし込む
ことが重要です。
例えば、大学費用として1人500万円必要だとしても、
18歳まで15年ある家庭と、あと5年しかない家庭では、
毎月準備すべき金額が大きく変わります。
まず大学までに必要な教育費を考える
ここでは、教育費をイメージしやすくするため、
高校から大学までの費用を中心に考えてみます。
📌 今回のシミュレーション条件
高校は「公立」「私立」、大学は「私立大学・自宅通学」「私立大学・一人暮らし」を比較します。
なお、教育費は学校・学部・地域・物価などによって大きく変わります。
以下の金額はシミュレーション用の概算値です。
高校3年間
約179万円
約309万円
高校は授業料だけではありません。
学校外活動費、通学費、教材費なども家庭によって発生します。
私立大学4年間
約693万円
約962万円
💡 ポイント
一人暮らしになると、授業料だけでなく家賃・食費・光熱費・生活用品などが加わるため、教育費の負担が大きくなります。
公立高校+私立大学ならいくら?
まずは比較的負担が抑えられるケースとして、
公立高校+私立大学を考えてみます。
| 進学パターン | 1人あたり | 子ども2人 |
|---|---|---|
| 公立高校+私立大学・自宅 | 約872万円 | 約1,744万円 |
| 公立高校+私立大学・一人暮らし | 約1,141万円 | 約2,282万円 |
高校まで公立だからといって教育費がゼロになるわけではありません。
高校から大学までを一体で考えておくと、資金計画が立てやすくなります。
私立高校+私立大学ならいくら?
次に、私立高校へ進学するケースです。
| 進学パターン | 1人あたり | 子ども2人 |
|---|---|---|
| 私立高校+私立大学・自宅 | 約1,002万円 | 約2,004万円 |
| 私立高校+私立大学・一人暮らし | 約1,271万円 | 約2,542万円 |
ここまで見ると、
子ども2人の教育費は1,700万円~2,500万円程度
になる可能性があります。
もちろん、実際には大学の学部、奨学金、児童手当、学費支援制度、家庭からの仕送り額などによって変わります。
本当に知りたいのは、
「そのお金を18歳までにどうやって準備するのか?」
ということではないでしょうか。
大学が自宅通学か一人暮らしかで大きく変わる
教育費を考えるときに見落としやすいのが、
「大学に通うための生活費」です。
自宅から通える大学なら、家賃や生活費の負担を抑えられます。
一方、遠方の大学へ進学して一人暮らしになると、毎月の仕送りが必要になる可能性があります。
大学費用に加えて通学費などを考える必要があります。
家賃・食費・光熱費・生活用品・仕送りなどが加わる可能性があります。
「大学は自宅通学になるはず」と決めつけて教育費を準備するより、
一人暮らしになっても対応できる程度の余裕を持たせておくと安心です。
子ども2人の場合、毎月いくら貯める?
ここからがこの記事の本題です。
例えば、子ども2人で教育費として
2,000万円必要だとします。
単純に10年間で準備するなら、
約16.7万円/月
となります。
「毎月17万円……」
そう考えると、かなり大きな金額に感じます。
しかし、実際には子どもによって大学入学までの残り期間が違います。
また、現在すでに貯金がある場合もあります。
💡 だから「家庭ごとの計算」が必要です。
子どもの年齢、現在の教育資金、高校・大学の進路によって、
必要な毎月の積立額は変わります。
あなたの家庭でシミュレーションしてみる
ここまで読んで、
「うちの場合はいくら必要なの?」
と思った方も多いはずです。
そこで、子ども2人の年齢と進学パターンを入力するだけで、
教育費の総額と毎月の積立目安を計算できるシミュレーターを用意しました。
「あと毎月いくら準備すればいいのか」を概算します。
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万円
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📊 教育費を計算する
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👧 子ども①
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 高校 | – |
| 大学 | – |
| 合計 | – |
大学入学まであと
–
年
👦 子ども②
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 高校 | – |
| 大学 | – |
| 合計 | – |
大学入学まであと
–
年
教育費は一気に支払うわけではありません。
重要なのは「大学入学まで何年あるか」です。
📌 シミュレーターの注意事項
このシミュレーターは教育費を概算するためのものです。
実際の学費・生活費・物価上昇・奨学金・授業料支援などは反映していません。
また、年5%運用は将来の運用成果を保証するものではありません。
投資には元本割れの可能性があります。
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シミュレーターを使ってみると、
同じ「子ども2人」でも、年齢や進学パターンによって必要な積立額がかなり変わることが分かります。
大学入学までの期間が長ければ、毎月の積立額を抑えやすくなります。
逆に大学入学まで数年しかない場合は、
貯金だけでなく現在保有している資産、児童手当、ボーナスなども含めて計画する必要があります。
教育費を準備するときの3つのポイント
① 教育費専用のお金を分ける
教育費を老後資金や生活防衛資金と一緒にしてしまうと、
「いくらまで使っていいのか」が分からなくなります。
生活防衛資金・教育費・老後資金を別々に考えます。
② 児童手当なども教育費に回す
毎月の家計から新しく積み立てるだけではなく、
児童手当などの子育て関連のお金を教育資金として確保する方法もあります。
「毎月の積立額+児童手当+ボーナス」のように、
複数の方法を組み合わせると家計への負担を抑えやすくなります。
③ 投資を使う場合は「使う時期」を意識する
教育資金のすべてを株式などの価格変動が大きい資産にしてしまうのは注意が必要です。
特に大学入学直前に相場が大きく下落すると、
必要なタイミングで資産を取り崩せない可能性があります。
シミュレーションでは年5%という数字を使えますが、
実際の運用では毎年5%ずつ増えるわけではありません。
教育費のように使う時期が決まっているお金は、
運用期間が短くなるほど価格変動リスクを慎重に考える必要があります。
まとめ|教育費は「総額」より「18歳までの時間」が重要
子ども2人を大学まで進学させる場合、
高校・大学の進路によって必要な教育費は大きく変わります。
| ケース | 子ども2人の概算 |
|---|---|
| 公立高校+私立大学・自宅 | 約1,744万円 |
| 公立高校+私立大学・一人暮らし | 約2,282万円 |
| 私立高校+私立大学・自宅 | 約2,004万円 |
| 私立高校+私立大学・一人暮らし | 約2,542万円 |
教育費について最初にやるべきことは、
「2,000万円貯めなければ」と焦ることではありません。
この4つを整理するだけでも、
「教育費がなんとなく不安」という状態から、
「毎月これだけ準備すればいい」という具体的な計画に変えられます。
子ども2人の教育費は決して小さな金額ではありません。
だからこそ、
早い段階から少しずつ準備することが重要です。
まずは上のシミュレーターに自分の家庭の数字を入れて、
「我が家の場合、毎月いくら必要なのか」を確認してみてください。
✍️ この記事を書いた人
FP・パーソナルトレーナーとして活動しながら、
「お金」と「健康」をテーマに、40代からの生活設計について発信しています。

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