なぜ下腹は太りやすいのか?
おへそより下の部分から脚のつけ根までが下っ腹と呼ばれ、お腹まわりの中で最初に脂肪がつきやすい部位と言えるでしょう。この部分には大腸や膀胱、女性だと子宮や卵巣など、大切な臓器が集まっています。
下腹が太る原因として、
- 高カロリーな食生活が続く
- 運動不足による筋力低下
- アルコールの飲みすぎ

これらが挙げられます。カロリーの摂りすぎであれば食事の内容を少し調整をすることで体型が元に戻りやすい場合もありますが、下っ腹に脂肪がついてしまう原因はカロリー過剰だけではありません。
他の原因として考えられるのは、骨盤底筋群の弱さや骨盤まわりの筋肉の硬さです。筋力が弱まると内臓を支える力が弱まってしまい、本来内臓があるべき位置にいられず、どんどんと下に移動していきます。結果、下腹がぽっこりしたような状態になるのです。この場合、例えお腹まわりのトレーニングを行っても効果を感じにくいです。

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下腹を薄くするエクササイズ
お腹まわりを鍛えるメソッドは数多くありますが、今回は骨盤底筋群と骨盤のゆがみを緩和するトレーニングをご紹介します。仰向けで行うトレーニングですので、「ちょっとやってみよう」という気軽な気持ちでトライしてみましょう。エクササイズを効果的に行うために、クッションもしくはブランケットをご用意ください。
<やり方>
1)マットの上で仰向けになり、両ひざを立て、ひざの間にボールを挟む。ボールはひざ同士でつぶし続ける意識を持つ

2)息を吐きながら、お尻をマットから浮かせる。横から見たときに膝から一直線になるイメージでキープ
3)膝でボールをつぶす意識を持ちながら、お尻をもう一段高く上げる。そのまま5呼吸キープ
4)背骨の上からゆっくりとマットに戻り、もう1セット行う
常にボールをつぶす意識を持つこと、お尻をもう一段高く上げる意識を持つことがポイントです。エクササイズと言ってもきつくはないので、コツコツ続けやすいのではないでしょうか。エクササイズは全力で一回やれば良いというものではなく、日々の積み重ねが重要です。ぜひコツコツ日々の習慣の中に取り入れてみてくださいね。

骨盤底筋は日常生活で意識することが大切です。

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