【老後破産】陥りやすい人の特徴

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「老後破産」しやすい人の特徴

“老後資金は、最低でも3000万円必要”――。そんな定説が語られていますが、必要な額は人によってさまざまです。老後を考えるには、まず自分にとっての必要額をざっくり見積もることが大事です。

――“まとまった老後資金が貯められそうもない”と不安に陥る人にとって、「老後破産」は現実味を帯びた言葉となっています。実際、「老後破産」しやすい人には、どういった特徴があるのでしょうか?


ちなみに3000万円以上貯金できていないから老後破綻する、ということではありません。3000万円貯金していても、ちょっとしたミスでお金が底をついてしまう可能性があるのです。

例えば、貯金があるからといって子供や孫にお金を使いすぎてしまったりすることです。

住む場所にしても、“この家以外絶対にダメ”とか“介護は絶対家じゃないと”など譲れないことが多い人は、お金があっても駄目になることもあります。常識にとらわれたり、みんなに合わせる方なんかは危ないと思います。

「老後破産」を避けるには、柔軟性をもって現実に対応していく力が必要だということです。

自分に合った情報を集めるスキルも欠かせません。料理ができない人が良い素材ばかりを集めたところで宝の持ち腐れになるのと同じで、自分の力量に見合った情報をキャッチする、ということです。

今はインターネットでいくらでも情報が得られる便利な社会ですが、だからこそ情報の海で溺れている人も少なくありません。

とにかくたくさんの情報を持ってきたものの、逆にどうしたらいいか分からなくなってしまうというのは、特に若い方に多くみられます。自分に必要な情報を的確に取りにいくという能力は、特に老後には重要です。

下手な情報を仕入れて、それが詐欺だった、ということも少なくないと思います。

どう暮らしたいか、どこまで許容できるのかを決めておく

zun-no-yasu
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一般的な例ではなく、自分に見合った情報をキャッチするスキルを身に付けることが重要です。

そのためには、自分の状況をしっかり把握して、どんな風に暮らしていきたいかをイメージしておかなくてはいけませんね。

だからこそ、まずは自分の暮らしでいくら赤字が発生するのか、を算出しておくことが大事だと思います。そして、どう暮らしたいか、自分はどこまで許容できるのかを決めておきましょう。そうなれば取捨選択もしやすいですし、持っているお金が少なくてもなんとかなるケースが多いんです。

どうしたいのか選べないという人は、どっちが嫌か、で考える。人は「どっちがいいですか?」と聞くと決めきれないけれど、「どっちが嫌ですか?」と聞くとすんなりと決められるものです。


今後、さらなる高齢化社会が進み、生涯未婚者も増えていくといわれます。“超高齢化社会&おひとりさま増加”で、時代のニーズに合ったサービスも出てくるのではないでしょうか。

自分の身の丈にあった生活をする

結局ここに行き着いてしまいました。老後資金を3000万円貯めたから、といって大金を手にした、と思ってはいけないということですね。地道に貯金をしてきた結果かと思いますので、一気に派手な生活をすればアッという間に資金は底をつきます。

そして高齢者が危険なのは、現役世代みたいに働けないところです。若ければ、貯金が無くなってしまったとしても、一生懸命働いて収入を伸ばす手段が取れますが、それができないのです。

アブ
アブ

退職金などをまとまったお金を手にして、すぐに失ってしまうのと同じだ…



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