【年収1000万円、手取りor額面】「手取り1000万円」を達成するには、額面でどれだけ稼ぐ必要があるの?

お金

年収1000万円超えと聞くと、「ゆとりのある生活を送れる」「高収入世帯である」というイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、実際は各種税金や社会保険料が差し引かれるため、手取り額は1000万円を下回ります。 手取り1000万円を達成するためには、額面でどの程度稼ぐ必要があるのか、また、1000万円超えの人の生活レベルを解説します。

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社会保険料など引かれると、手取り700~800万円くらい💦


手取り1000万円には額面でいくら必要?

日本では、所得が増えるにつれて税率も上がる超過累進課税制度により、所得税や住民税の負担が大きくなります。さらに、社会保険料も年収に応じて増加するため、額面年収が高くても手取り額は想像以上に少なく感じる方が多いでしょう。

年収1000万円の手取り額は、およそ700万円から800万円です。年収が高くなる分、税金も高くなるため、手元に残るお金は想像以上に少ないと感じる方も多いと思われます。

手取り1000万円を目指す場合、額面年収は1400万円程度が必要です。ただし、具体的な手取り額は、個人の所得控除や扶養家族の有無、社会保険料の負担額などによっても大きく変動するため、あくまでも目安として捉えてください。正確な金額を知りたい場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門機関に相談してみましょう。

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税金は家族構成など条件によってそれなりに変動します。

手取り1000万円以上の人の額面と手取り

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3000万円稼いで1000万円近く税金なの?・・・💦


手取り1000万円以上の人の生活レベル

手取り1000万円の世帯の月収をおよそ83万円であると仮定した場合の、生活レベルを見ていきましょう。

家賃の目安

高収入世帯のなかには、タワーマンションや高級マンションを選ぶ人も多く見られます。一般的に家賃の目安は、月収の30%程度までに抑えるのが適正とされています。手取りが83万円であるケースでは、25万円前後でとどめるのがおすすめです。

家族がいる場合は、広さはもちろん、部屋数も確保しなければなりませんが、高収入世帯の場合は都心の家賃相場が高いエリアでも、十分な広さや快適な住環境を確保できるケースが多く見られます。

水道光熱費の目安

水道やガス、電気などの水道・光熱費は収入の5%前後が相場とされています。手取りが83万円であるケースでは、4万円程度となります。

ただし、部屋の広さや家族構成、また季節によっても変動するため、あくまでも目安として捉える必要がありますが、どの季節もおおよそ適正範囲で抑えられるでしょう。

食費の目安

食費の目安は、収入の15%程度とされています。そのため、手取り額が83万円の場合は、12万円程度が相場です。成長期の子どもがいる家庭や食にこだわる家庭では、それ以上かかるケースもあるでしょう。場合によっては、嗜好(しこう)品や外食を避けて、出費を抑えるような工夫が必要です。

手取り1000万円超の生活レベルとは?

以上の支出目安をふまえると、手取り1000万円超の世帯では、住環境・食生活・生活インフラにおいて、ある程度のゆとりと選択の自由がある生活を送ることができます。

例えば、住まいは利便性の高いエリアにあり、十分な広さと設備を備えた物件を選択でき、食事も自炊・外食ともにバランスよく楽しめる水準です。水道光熱費や生活費に余裕があることで、日々の暮らしにストレスが少なく、趣味やレジャー、教育費などにも一定の予算を確保することが可能です。

一方で、税金や社会保険料の負担も重くなるため、「収入が多い=自由に使えるお金が非常に多い」とはかぎらず、家計管理の工夫も求められます。

手取り1000万円を目指してスキルアップ・キャリアアップをしよう


手取り1000万円の生活には、住居や食事、日常のサービスにおいて一定のゆとりがあり、選択肢の幅も広がります。

一方で、その収入を得るには高いスキルや責任が求められるのも事実です。将来的にその生活レベルを目指すなら、今のうちから専門性を高め、キャリアの選択肢を広げる努力が重要です。計画的にスキルアップを重ね、収入アップにつなげていきましょう。

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