【2025年最新】子ども一人の教育費と生活費はいくら?大学卒業までの総額を3パターン徹底解説!
「子どもを育てるのに、一体いくら必要なの?」
これは子育て世帯の最大の関心事の一つです。
2025年現在、お子さん一人を幼稚園から大学卒業まで育てる費用は、進路の選び方によって総額2,900万円〜4,500万円超と、大きな幅があります。
この費用は、学校にかかる「教育費」と、日々の暮らしにかかる「生活費(養育費)」の合計です。
今回はこの費用を「すべて公立」「すべて私立」「公私立併用」の3パターンで比較し、費用を抑えるヒントもご紹介します。
1. 【総額】教育費と生活費の合計目安(大学卒業まで)
22年間の教育費+生活費の目安
進路パターン | 教育費総額(19年) | 生活費(22年) | 総額目安 |
---|---|---|---|
すべて公立(国公立大) | 約820万〜850万円 | 約2,000万〜2,100万円 | 約2,900万円 |
公私立併用(公立中高→私立大) | 約1,000万〜1,020万円 | 約2,000万〜2,100万円 | 約3,100万円 |
すべて私立(私立大) | 約2,250万円超 | 約2,000万〜2,300万円 | 約4,500万円 |
※自宅通学前提、大学は私立文系を想定。出典:文部科学省・内閣府調査より算出
2. 費用パターン別|教育費の内訳
パターン1:すべて公立ルート(大学は国公立)
教育費:約820万〜850万円
最も費用を抑えられる堅実なルート。
最も費用を抑えられる堅実なルート。
学校種別 | 年数 | 年間学習費(公立) | 総額 |
---|---|---|---|
幼稚園 | 3年 | 約18.5万円 | 約55.5万円 |
小学校 | 6年 | 約33.6万円 | 約201.6万円 |
中学校 | 3年 | 約54.2万円 | 約162.6万円 |
高校 | 3年 | 約59.8万円 | 約179.4万円 |
大学(国公立) | 4年 | – | 約240.0万円 |
合計 | 約840万円 |
パターン2:公私立併用ルート(公立中高→私立大学)
教育費:約1,000万円〜1,020万円
高校までは費用を抑えつつ、大学で選択肢を広げる一般的な進路。
高校までは費用を抑えつつ、大学で選択肢を広げる一般的な進路。
パターン3:すべて私立ルート(大学も私立)
教育費:約2,250万円超
すべて私立に通うと、教育費は公立ルートの約2.5倍に。
すべて私立に通うと、教育費は公立ルートの約2.5倍に。
4. 男の子・女の子で変わる?学費以外の生活費の傾向
学費は男女で大きな差はありませんが、生活費や育児費の中身には、性別によって傾向が見られる項目があります。
ここでは、特に費用がかかりやすいポイントを比較してみましょう。
生活費の違い|性別別の傾向
項目 | 男の子の傾向 | 女の子の傾向 |
---|---|---|
習い事 | サッカー・野球などのスポーツ系、または学習塾に集中する傾向。 | ピアノ・バレエなど芸術系が人気。発表会費用や衣装代がかかるケースも。 |
衣類・ファッション | 体格が大きくなる成長期やスポーツ活動での着替え需要が増加。 | 中高生以降、ファッションやアクセサリーに関心が高まる傾向。 |
イベント・お祝い事 | 成人式のスーツ代や部活動の遠征費など。 | 七五三(3歳・7歳)の実施頻度が高く、成人式の振袖代(レンタル・購入)は高額になりやすい。 |
美容・日用品 | 比較的シンプルな傾向。 | 化粧品やスキンケア用品に費用がかかる時期あり。 |
こうした費用はあくまで「傾向」であり、お子さんの性格や興味・家庭の方針によっても変わります。
また、兄弟姉妹の人数構成によっても、衣類や学用品の「おさがり」が使えるかどうかが異なり、結果として生活費に差が生まれることもあります。
✔ 生活費は「性別よりも個性」
最終的にかかる生活費は、性別よりも「どのような趣味・活動を選ぶか」「ご家庭がどこまで費用をかけるか」といった要素に左右されます。
「かけるところ」「おさえるところ」のバランスを見ながら、無理のない育児費を目指しましょう。
最終的にかかる生活費は、性別よりも「どのような趣味・活動を選ぶか」「ご家庭がどこまで費用をかけるか」といった要素に左右されます。
「かけるところ」「おさえるところ」のバランスを見ながら、無理のない育児費を目指しましょう。
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