皆さんプルーンは召し上がりますか?うちの家族は貧血予防のために食べております。
私も個人的に小腹が空いたときに1粒食べると、食欲が抑制される気がしますし、味が好きです。
プルーンは健康食品として紹介されていること多いですが、果たして本当に健康食品なのでしょうか?そんな身近にある食材、プルーンについて解説していきたいと思います。

引用:カリフォルニア・プルーン協会
干しプルーンでお腹まわりすっきり?心臓の健康にもいいらしい
西洋スモモを乾燥させた「干しプルーン」に、腹部脂肪の減少やコレステロール改善といった効果があるという研究が続々と報告されています。
13日(現地時間)、カリフォルニア・プルーン協会によれば、米ペンシルベニア州立大学の研究チームは、干しプルーンを毎日100g摂取すると、腹部脂肪の分布が変化しにくくなり、心臓の健康改善にもプラスに働く可能性があると報告がありました。当該研究はカリフォルニア・プルーン協会の支援によって行われております。
LDL値と内臓脂肪の関係は見逃せない
血中のLDL(悪玉)コレステロール値が上がると、血管に沈着しやすくなり、血流を妨げて心血管系の疾患リスクが高まります。とくに閉経後の女性は、LDL値と腹部脂肪の関係が深いとされています。

カリフォルニア・プルーン協会によると「プルーンは飽和脂肪が少なく、食物繊維が豊富なため、コレステロールを改善する食品として有望」と言われています。
コレステロールだけじゃない、酸化ストレスや炎症にも効果
『薬用食品ジャーナル(Journal of Medicinal Food)』に掲載された別の研究では、閉経後の女性が6ヶ月間プルーンを毎日50~100g摂取したところ、総コレステロールが下がっただけでなく、酸化ストレスと炎症マーカーも低下したそうです。
また、HDL(善玉)コレステロールの数値改善、C反応性タンパク質(炎症に関連)の低下などの効果も報告されています。
腸内環境の変化は心臓にも波及
健康な成人120人を対象にした4週間の実験では、プルーンを摂ったグループで善玉菌が増え、排便の頻度も改善されたという報告がありました。慢性的な便秘を訴えていた人たちの中には、便通がスムーズになり、腹部の違和感が和らいだケースもありました。
腸内環境が整うと、全身の炎症レベルが下がり、結果として心血管のリスクも低くなると考えられています。
栄養たっぷり、そしてGI値も低め
プルーン100gにはおよそ7gの食物繊維が含まれており、これは成人の1日推奨摂取量の約28%に相当します。加えて、ビタミンK、ビタミンB6やカリウムも多く含まれています。

GI値(血糖指数)は29と低めで、乾燥果物のなかでは血糖に与える影響が少ない部類です。
カリフォルニア・プルーン協会は「プルーンは実用的かつ栄養バランスに優れた食品のひとつ。1日ひとつかみ(4~5粒程度)を続けるといい」と推奨しています。
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