ゆっくり走ろう!1時間で脂肪燃焼効果5倍アップ?

健康


💖 ダイエットといえば有酸素運動!本当に脂肪が燃える「ちょうどいい負荷」とは?

ダイエットを始めようと思ったとき、まず頭に浮かぶのが「ウォーキング」や「ジョギング」などの有酸素運動ではないでしょうか?
でも、いざ始めてみると――

「どのくらいのペースで走ればいいの?」
「息が切れるほど頑張った方が燃えるの?」

…なんて疑問、誰もが一度は抱くと思います。
実は、脂肪が一番燃える強度にはきちんとした理論があるんです。
今日は、その「黄金ゾーン」をわかりやすくご紹介します。




🧠 脂肪燃焼のカギは「心拍数」にあり!

運動するとき、体はまず「糖質」をエネルギー源として使い始めます。
しかし、運動を続けるうちに酸素を使って脂肪を燃やすスイッチが入ります。

この脂肪がエネルギーとして使われる割合が最も高くなるのが、
👉 最大心拍数の60〜70%程度 の運動強度だと言われています。


🩺 自分に合った「脂肪燃焼ゾーン」の見つけ方

ちょっと計算してみましょう。

  • 最大心拍数 ≒ 220 − 年齢
  • 脂肪燃焼ゾーン = 最大心拍数 × 0.6〜0.7

たとえば30歳の人なら…

最大心拍数は 220−30=190
脂肪燃焼ゾーンは 190×0.6〜0.7=114〜133 bpm(拍/分)

つまり、息が上がりすぎず、「少しきついけど会話できるくらい」のペース。
この状態を20分以上キープできる運動が理想です。

ウォーキングなら早歩き、ジョギングなら軽く息が弾む程度。
「頑張りすぎないこと」が、実は脂肪を燃やすコツなんですね。


💪 脂肪が燃えにくいのはどんな運動?

① 強度が高すぎる場合(最大心拍数の80%以上)

  • 体はすぐにエネルギーが必要になるため、脂肪ではなく「糖質」を使います。
  • つまり、ハードなスプリントや息が上がるようなトレーニングでは、脂肪燃焼効率が下がるんです。

もちろん、筋肉を鍛えたり代謝を上げるには効果的ですが、
「今、脂肪を燃やしたい!」という目的なら少し強すぎ。

② 強度が低すぎる場合(最大心拍数の50%以下)

  • ゆったり散歩のような運動だと、脂肪は燃えるものの、
    消費カロリー自体が少ないため、結果的に脂肪燃焼量も小さくなります。

🌿 一番効率的な有酸素運動のやり方

  • 週3〜5回、1回30〜60分を目安に継続する
  • 運動中に「ちょっと息が弾むけど会話できる」くらいを意識する
  • 空腹時よりも、軽く食事をしてからの方がパフォーマンスが安定する
  • 音楽やポッドキャストを聴きながら行うと、継続しやすい

そして何よりも大事なのは――

続けること。

どんなに正しい強度でも、「3日でやめてしまう」と効果は出ません。
逆に、無理なく続けられる強度なら、3か月後には体も心も確実に変わってきます。


📊 まとめ:脂肪燃焼ゾーンを見つけよう!

運動強度心拍数の目安主なエネルギー源脂肪燃焼効率
低すぎる最大心拍数の50%未満脂肪🔸少ない
ちょうど良い(理想)60〜70%脂肪+糖質🔹最も高い
高すぎる80%以上糖質中心🔸少ない

💬 最後にひとこと

脂肪を燃やすには「頑張りすぎないこと」がいちばんのコツ。
ちょっと息が弾む程度の有酸素運動を、コツコツ続けていきましょう。
今日の一歩が、明日のあなたを変えます🌱


📘 参考資料

  • 日本体育協会「健康づくりのための運動指針」
  • American Heart Association, Target Heart Rates Chart



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