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運動神経向上:体を自由自在にコントロール‼ビジョントレーニング

お金

はじめに...

皆様、運動神経を良くしたい、と思ったことはありませんか?私は運動神経ないから、難しそう、スポーツに興味ない、、、などといった理由で避けていらっしゃる方も少なくないと思います。私もそうでした。

しかし、運動神経に影響する器官、「視覚」がとても重要だということがわかりました。目が良い悪い、といった単純な話ではございません。ここでは運動神経を良くするための手段の一つで、「ビジョントレーニング」というものを紹介していきたいと思います。

ちなみに、ビジョントレーニングに行き着いた経緯は、「バランス」です。両脚では立てるのに、片脚になった途端にバランスが取れない方が非常に多い気がします。両脚で立てるし走れるのに?と思ってしましました。

普段片脚で立つ機会ないという方もいらっしゃるかと思いますが、歩く動作でヒトは一瞬片脚になります。その小さな積み重ねで膝や腰に負担かかってしまうこともあります。

ビジョントレーニングとは

ビジョントレーニングは欧米諸国では80年以上も前から歴史があり、学習障害(LD)や注意欠陥多動障害(ADHD)、読み書き障害(ディレクシア)など発達に課題のみられる子どもたちの改善や克服に活用されています。 また、ビジョントレーニングは課題を抱える子どもだけではなく、視空間認知、動体視力、周辺視野や判断力などの身体能力向上できるため、アスリートやプロスポーツ選手の能力発揮にも用いられています。

日本国内におけるビジョントレーニング

日本には※オプトメトリー制度(視覚検査制度)が導入されていないため、3歳検診や学校では視力検査はあるものの、欧米のような視覚検査がないためビジョントレーニングの認知度は高くありません。 最近では、ボクシングでロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手がこのトレーニングを実践して、金メダルを獲得したことでマスコミにも取り上げられました。また他にもプロ野球やサッカー選手、バスケット選手なども実践されていることがSNSやメディアなどで紹介されています。

※オプトメトリー制度(視覚検査制度)

二つの目をうまく使って効率よく見ているか?
見るべきものを正確に脳で見ているか?
「ビジョン全般が健全であるか」というところに着目した検査です。
オプトメイトリストは高度専門職(ドクターではない)になります。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアで導入されていて、アメリカでは100年以上の歴史あります。

なぜ眼のトレーニングなのか

私たち人間は、外界からの情報の約83%を眼から得ています。
視覚機能を高めることで正しく脳や各器官に情報を伝え情報処理を行います。

眼の使い方と視覚機能能力

スポーツや日常生活でより高いパフォーマンスを発揮するためには、より質の高い情報を入力し両眼で見た情報を脳でより速く処理することが重要です。

人間は情報収集のために五感を使っていますが、なかでも視覚は83%以上を占め、特に身体を動かし空間で動作するという感覚※(前庭覚・固有受容覚)は視覚と非常に密接な関係があります。

※(前庭覚・固有受容覚)
◆前庭覚→三半規管を通して重力や体の傾き、スピード等を感じる能力。
※目を閉じて片足立ちする姿勢を調整しようと体が揺れているのを感じる能力。
①平衡を維持(姿勢保持)
②眼球運動
③距離感、方向、空間認知
④覚醒コントロール

◆固有受容覚→筋肉や関節を通して体の動きや位置を感じる能力。
①力加減、動きのコントロール
②ボディイメージの発達(動き)
③一連の手順記憶
④情緒の抑制

バランスの土台となる眼

眼から出ている神経繊維の20%は脳のバランスを司る部分へと伸びています。この20%が人間の体のバランスの85%をコントロールするといわれております。

最後に...

ここでは、視覚が体にどのような影響を与えるのか、ということを載せました。トレーニング方法は別の記事に載せていきます。今回、意識していただきたいのは、「視覚が運動能力に密接している」というところです。

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