腹筋群を徹底解剖:シックスパックと「細くする・引き締める」2パターンのくびれ筋トレ

医学

こんにちは!

ダイエットの話題は尽きないものです。特にお腹痩せでお悩みの方、多いのではないでしょうか。

ジムに通ったり、食事制限したりしているのになかなか痩せない、、、そんなお腹(腹筋)の正体を解説していきたいと思います。

同時に効果的なトレーニング、シックスパック、くびれをつくる、など具体的なトレーニングも載せております。

腹筋群の解剖学と役割

腹筋群は主に以下の4つの筋肉から構成されています。

  1. 腹直筋(Rectus Abdominis)
    • 位置: 腹部の前面を縦に走る最も大きな筋肉。
    • 特徴: 腱画(けんかく)と呼ばれる線維組織によって区切られており、これが体脂肪率が低い場合にシックスパックとして見える部分です。
    • 役割: 体幹を前屈させる(背中を丸める)動きや、骨盤を後傾させる動きに関与します。
  2. 外腹斜筋(External Oblique)
    • 位置: 腹部の外側・表層にある筋肉で、肋骨から骨盤にかけて斜めに走行します。
    • 役割: 体幹の側屈(横に曲げる)と、対側への回旋(ねじる)に関与します。
  3. 内腹斜筋(Internal Oblique)
    • 位置: 外腹斜筋の深層にあり、外腹斜筋と直交するように走行します。
    • 役割: 体幹の側屈と、同側への回旋に関与します。
  4. 腹横筋(Transversus Abdominis)
    • 位置: 腹筋群の最も深層にあるインナーマッスルで、コルセットのように腹部を水平方向に包み込んでいます。
    • 役割: 腹圧を高め、体幹の安定性を保ち、ウエストを引き締める最も重要な筋肉です。

1. シックスパック(6パック)を作る方法

シックスパックは腹直筋が腱画によって区切られて現れるものです。この状態を実現するためには、以下の2つの要素が不可欠です。

(1) 腹直筋の肥大(発達)

腱画をより深く、くっきりと見せるために、腹直筋に負荷をかけて筋繊維を太くする必要があります。

  • ターゲット: 腹直筋
  • トレーニング例:
  • クランチ(Crunch): 仰向けで膝を立て、みぞおちから背中を丸めて上体を起こす運動。腹直筋の上部を主に刺激します。
  • レッグレイズ(Leg Raise)/ リバースクランチ(Reverse Crunch): 仰向けで脚(または骨盤)を動かす運動。腹直筋の下部を主に刺激します。
  • ジャックナイフ(Jackknife)/ V字腹筋: 仰向けから上半身と下半身を同時に持ち上げV字になる高強度な運動。腹直筋全体を刺激します。

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(2) 体脂肪の減少

腹直筋が発達しても、その上に脂肪の層が厚ければシックスパックは見えません。腹筋の輪郭を浮き立たせるには、体脂肪率を十分に下げることが絶対条件となります。

  • 体脂肪率の目安: 一般的に、男性で**10〜15%以下、女性で18〜23%**以下がシックスパックが見え始める目安とされます(個人差があります)。
  • 実践方法:
    • 有酸素運動: ウォーキング、ランニングなどで消費カロリーを増やします。
    • 食事管理: カロリーコントロールと高タンパク・低脂質な食事を基本とし、体脂肪の蓄積を防ぎます。

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2. くびれを作る2パターン

くびれは、主に腹部の側面にある筋肉(腹斜筋群、腹横筋)を鍛えることで形成されます。理想的なウエストライン(くびれ)を作るには、主に以下の2つの異なるアプローチがあります。

パターン1: 腹横筋を強化し、コルセット効果でウエストを細くする(引き締め重視)

このパターンは、ウエストを横方向から締め付けるコルセットのような役割を果たす腹横筋を強化することで、ウエストの絶対的なサイズを細くすることを重視します。

  • ターゲット: 腹横筋
  • トレーニングの意識: 腹圧を高め、腹部全体を内側に引き込むような意識で行います。
  • トレーニング例:
  • ドローイン(Draw-in): 息を吐き切りながらお腹を最大限にへこませ、その状態をキープして浅い呼吸を続ける。どこでもできる最も基本的なトレーニングです。
  • プランク(Plank)/ サイドプランク(Side Plank): 体幹を一直線に保つことで腹横筋や内腹斜筋などのインナーマッスルを等尺性収縮(長さを変えずに力を入れる)で鍛えます。

パターン2: 腹斜筋を強化し、腹直筋とのコントラストでくびれを際立たせる(シェイプアップ重視)

このパターンは、腹斜筋、特に外腹斜筋内腹斜筋を適切に発達させることで、腹直筋との間にできるラインを際立たせ、**視覚的なくびれ(メリハリ)**を強調します。ただし、過度に鍛えすぎるとウエストが太くなる可能性もあるため、加減が必要です。

  • ターゲット: 外腹斜筋・内腹斜筋
  • トレーニングの意識: 体幹の回旋(ひねり)や側屈(横曲げ)動作で、脇腹の筋肉をしっかり収縮・伸展させることを意識します。
  • トレーニング例:
  • バイシクルクランチ(Bicycle Crunch): 仰向けで対角の肘と膝を近づけるひねり運動。腹直筋と腹斜筋の両方を同時に鍛えられます。
  • ロシアンツイスト(Russian Twist): 座って上体を後傾させ、体幹を左右にひねる運動。腹斜筋を強く刺激します。
  • サイドベント(Side Bend): ダンベルなどを持ち、立ったまま体を真横に倒す運動。腹斜筋の側屈機能にフォーカスします。

【くびれ作成のポイント】 多くの場合、パターン1腹横筋を鍛えること(ドローインや体幹安定化運動)が、くびれを作るための基本となります。これは、腹横筋がウエストを最も引き締める役割を持つためです。その後、視覚的なメリハリを求める場合に、パターン2の腹斜筋トレーニングを適度に取り入れるのが効果的です。



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