もう夏休みも折り返しにきているかと思います。学生さんなら夏休み、社会人の方はお盆休みにはいる時期かと。。。
ジムにいらっしゃる方の目的で一番多いのはダイエット。引き締めたい場所は様々ありますが、やはりお腹周りが一番でしょう。お腹を引き締めるために腹筋を頑張る方、いらっしゃるかと思います。しかし、腹筋は全体の筋肉量としては決して多くない部位になります。圧倒的に筋肉量が多いのは下半身です。脚だけで全筋肉量の70%近くを占めております。腹筋の厚みは数ミリ程度しかありません。
少し腹筋の解剖学についてお話します。
腹筋は大きく3種類の筋肉から構成されております。
- 腹直筋
- 腹斜筋
- 腹横筋
皆さんがイメージされる6パックは「腹直筋」にあたります。腹直筋は鍛えると筋腹が盛り上がり、腹筋が割れているように見えてきます。次に「腹斜筋」。腹斜筋は捻じってくびれを作るのに向いている部位になります。
ここまでは聞いたことある筋肉かと思います。最後に「腹横筋」。腹横筋?お腹の横?具体的にどこかわかりにくいかと思います。腹横筋は骨盤から肋骨にかけての骨がないところ。みぞおちのあたりになします。腹横筋はコルセットの役割を担っており、運動的なメリットでは腰を痛めにくくなります。見た目の話でいくとくびれができます。
トレーナーの立場からいわせてもらえば、「プランク」がおすすめです。肘をついて四つん這いになる動作です。または、腹筋ローラーがおすすめです。自宅で行うには、場所とコストを考えたら一番よいなと思っております。