今回は難しいタイトルになってしましましたが、税金についてのお話です。現在、石破総裁になることにより、株価の乱高下が発生しております。「石破ショック」などともいわれております。ニュース記事を読んでいて、金融所得課税という単語にひっかかり取り上げました。また、不随じて累進課税制度も知っておいた方がよいと思い、一緒に載せました。
累進課税制度
まず、知っておいていただきたい累進課税制度です。これは所得に応じて、所得税の税率が変わる制度です。
表だけ見てもピンとこないかと思いますので、課税所得300万円、500万円、800万円、1000万円の4パターンで計算してみたいと思います。(課税所得に対してなので実際引かれる額は少なくなります。)
課税所得300万円
3,000,000円×0,10‐97,500円=202,500円
毎月の給料から‐16,875円
課税所得500万円
5,000,000円×0,20‐427,500円=572,500円
毎月の給料から‐47,708円
課税所得800万円
8,000,000円×0,23‐636,000円=1,204,000円
毎月の給料から‐100,333円
課税所得1000万円
10,000,000円×0,33‐1,536,000円=1,764,000円
毎月の給料から‐147,000円
このような感じで所得税が発生します。もちろん、このほかに社会保険料などもかかってくるので、金額を見て「あれ?」と思うかもしれませんが、今回は所得が上がると税金も上がってく、というところに着目してください。
金融所得課税
株式投資や投資信託などで所得を得たときに発生する所得税です。
こちらは一律20.315%になります。
例えば株式投資で1,000万円の利益を出したとしたら約203万円です。給与所得の累進課税所得なら33%なので約330万円です。
127万円もお得です。
こんな単純な話ではないのですが、金融資産で利益を出した方が税金が安く済みます。1億円稼いでも20.315%です。ここの制度を変えるかも、と石破さんはおっしゃってます。
まとめ
今年は新NISA制度などもあり、投資ブームになっております。その金融所得課税に改悪があったらどうしよう、、、と思っております。
税金は複雑な反面、うまく立ち回れば節税効果もあります。一度に話すとパンクしてしまうので、テーマに沿って発信していきたいと思います。
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