毎月30万円入ってきたらうれしいですよね。今日は、少し難しいですが再現性のある投資戦略を載せてみました。月30万円は大変でも、月3万円でも狙えたら生活がかなり楽になりますよね。
この記事のゴール
月30万円(年360万円)の配当金に“近づく”ための、再現性重視のETF中心ポートフォリオ例と買い方の手順を公開します。
前提と考え方(超シンプル)
- 目標配当:月30万円=年360万円
- 対象:高配当ETF+分散(日本×米国+必要に応じてREIT)
- 期待利回りの目安:年3.5〜5.0%(市場環境で変動/実績値は必ず確認)
- 資金感:年4%想定なら概算で9,000万円、年5%なら7,200万円が目安
※利回りは将来を保証しません。減配・為替・価格変動リスクあり。必ず最新情報と目論見書・運用報告書を確認。
結論:再現性重視の組み合わせ(例)
ポイント:個別銘柄依存を避け、ETF分散×通貨分散×配当頻度分散で安定度を上げる。
ポートフォリオ例A(バランス型:目標利回り4.0%前後)
アセット | 代表ETF(例) | 比率 | 狙い |
---|---|---|---|
日本高配当(大型) | NEXT FUNDS 日経高配当株50(1489) | 25% | 国内基盤・円建ての安定配当 |
米国高配当(バリュー) | VYM / HDV / SCHD | 45% | セクター分散+増配文化 |
米国高配当(高利回り寄り) | SPYD | 15% | 利回り底上げ(景気敏感リスク有) |
REIT(分散オプション) | VNQ / 東証REIT ETF | 15% | 不動産収益の取り込み |
※ETFは例示。実際の採用は手数料・流動性・構成銘柄・分配方針を確認。
ポートフォリオ例B(キャッシュフロー重視:目標利回り4.5〜5.0%)
- 1489:30%
- SPYD:25%
- HDV / VYM / SCHD:35%(均等〜HDV厚め)
- 国内REIT or 米国REIT(VNQ等):10%
想定の使い分け:例A=バランス、例B=キャッシュフロー寄り。景気敏感度と減配耐性を見ながら配分を調整。
おおよその受取配当の計算式(型)
年間配当(税引前) = 元本 × 期待利回り(加重平均) 月次平均(税引前) = 年間配当 ÷ 12 税引後の概算 = 年間配当 × (1 − 税率) ※日本課税や外国源泉調整で実効税率は人により変動(目安20%台〜)![]()
買い方:再現性を上げる3ステップ
- 積立ルールを固定(毎月 or 四半期、金額固定)。ボーナス月だけ増額OK。
- 比率バンド運用(例:各アセット±5%まで許容、外れたらリバランス買い)。
- 配当は原則再投資(複利を優先。目標到達後は一部取り崩しへ移行)。
チェックリスト(公開前にここだけ見ればOK)
- 各ETFの分配方針・決算月・直近分配の推移を確認
- 信託報酬・売買手数料・為替コストの合計を把握
- 重複保有(例:VYMとSCHDの被り)を許容範囲内に
- 配当頻度の分散(日本:年2回中心、米国:四半期)でキャッシュフローを平準化
- 税制・口座(NISA/特定)の最適化を確認
Q&A(よくある疑問)
Q1. 具体的にどれを買えばいい?
A. コアは「日本高配当ETF(例:1489)」+「米国高配当(VYM/HDV/SCHD)」、サテライトで「SPYD・REIT」。手間を減らすなら本数を3〜4本に絞るのも有効。
A. コアは「日本高配当ETF(例:1489)」+「米国高配当(VYM/HDV/SCHD)」、サテライトで「SPYD・REIT」。手間を減らすなら本数を3〜4本に絞るのも有効。
Q2. 為替はどう考える?
A. 円建て(日本ETF)とドル建て(米国ETF)の通貨分散でバランス。為替が円高なら米国ETFを増やすなど、リバランスで調整。
A. 円建て(日本ETF)とドル建て(米国ETF)の通貨分散でバランス。為替が円高なら米国ETFを増やすなど、リバランスで調整。
Q3. 減配が怖い。
A. 単一ETF依存を避け、複数ETF×セクター分散で耐性を高める。配当成長(増配傾向)もチェック。
A. 単一ETF依存を避け、複数ETF×セクター分散で耐性を高める。配当成長(増配傾向)もチェック。
運用メモ
メモ:配当利回りは株価下落時に見かけ上上がるため、買付タイミングは複数回に分散するとブレを抑えやすい。
注意:高利回りに偏ると景気敏感・金融政策の影響を受けやすい。配当“原資”の持続性を常に確認。
コア
1489 + VYM/HDV
分散・中利回り

サテライト
SPYD / REIT
利回り底上げ
運用ルール
定額積立+±5%バンド
ブレを抑制
まとめ:今日からできる3アクション
- 証券口座でコアETF3本をお気に入り登録(1489 / VYM or HDV / SPYD)。
- 毎月の積立額と比率バンド(±5%)をメモ。
- 配当は自動再投資設定 or 四半期ごとに手動でリバランス買い。
本記事は情報提供のみを目的とし、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断は自己責任で、最新の目論見書・KID・運用報告書・税制を必ず確認してください。

コメント