よくニュースなどで景気が良くなった、悪くなった、などとささやかれることがございます。なぜ株価が上がったのだろう、なぜ物価が下がったのだろうか、為替は?。。。それぞれの単語は聞いたことあっても、経済の状況がどうなんか、ということが良くわかりません。
せっかく資産を増やそうとしても、景気の動向に理解がないと損をしてしまいます。もちろん経済を100%見通すことは難しいですが、世の中を知ることは非常に重要なことです。
景気が下記項目に与える影響をまとめました。
①景気と金利
景気が良くなると消費意欲が増します。そうすると企業はモノをつくるために原料を調達したり、設備投資を行います。そのため、企業は資金が必要になります。そうしますと、金利は上昇します。反対に景気が悪くなると、資金を使わないようにするため、金利を下げてお金を借りてもらうようにし、経済を回そうとします。
②景気と物価
景気が良くなると、世の中の消費意欲が増し、需要が増えます。そうしますと一般的に物価上昇(インフレ)に繋がります。反対に景気が悪くなると、物価は下落(デフレ)します。
③景気と株価
景気が良くなると、企業の業績上昇に期待がかかり、株価が上昇します。反対に景気が悪くなると株価は下落します。
④景気と為替相場
日本の景気が良く、企業の業績が良いと海外の投資家が日本企業の株式を買おうとします。その際に、外貨を円に換えるため、円の需要が高まります。そのため、円高になる傾向にあります。反対に景気が悪くなると、為替相場は円安になります。
まとめ
景気動向を読んで資産運用をしていくかとおもいますが、相場の方向性に絶対はありません。だからといって適当に資産運用するのもどうかと思います。リスクをコントロールした上で経済の方向性を心得て金融商品を購入していったらよいかと思います。