このような話はよく出てきます。私も良く質問されます。細かい話もありますが、結論から言うと、
朝運動すると代謝アップ
夜運動するとケガのリスクが少なくなる
といったところです。一番のデメリットは「運動をしない」ということです。運動方法さえ気を付ければいつ行っても大丈夫です。
早朝ワークアウトの効果
全米各地でフィットネスセンターを展開するPlanet FitnessのリードトレーナーTeddy Savage氏の見解です。
同氏は、「仕事前のワークアウトは、精神集中力や脳機能、長時間のミーティングを乗り切るために必要なエネルギーを高く維持するうえで非常に効果的です」と話しています。
時間帯別に見たワークアウトのメリットとデメリット
大事なのは、自分のスケジュールとニーズに見合ったワークアウトの時間帯を見きわめ、それを継続して習慣化することです。ただし、ワークアウトをするのが朝であれ夜であれ、留意すべきメリットとデメリットがあります。
朝に運動をするメリット・デメリット
Savage氏によれば、朝に運動するメリットは、
覚醒が促され、脳の認知機能と集中力が向上し、気分が改善されるため、代謝に良い影響があるほか、概日リズムが整って、睡眠の質がよくなるそうです。
一方で、朝に運動する習慣に伴う最大のデメリットは、
「早起きしてワークアウトに取り組む」必要があることです。
夜に運動をするメリット・デメリット
これに対して、夜に運動する場合メリットは
時間的にもっと余裕があるので、より高い運動効果が得られる可能性があります。また、夜は体内温度が上がっているので、筋肉のこわばりが少ないという利点もあります。
私の経験ですが、仕事終わりなど夜に運動をした場合、晩御飯を食べすぎない(食欲抑制)、ストレス解消になります。
持病があるならそれも、夜に運動したほうがいい理由になる可能性があります。Savage氏によれば、2型糖尿病を患っている人は、夜に運動することを検討すべきだという研究結果があるそうです。運動をすると、インスリン感受性が高まるからです。
一方デメリットとして、
1日中働いたあとで、疲れてだるいと、ジムに行く気が起きないかもしれません。それに、就寝まであまり間がない時間帯に激しい運動をすると、アドレナリンが急上昇して、眠れなくなる可能性があります。
理想的なワークアウトの時間帯を見きわめるには
お話ししたように、私は夜のワークアウトが大好きですし、それで問題ありません。Savage氏によれば、運動する「時間帯」よりも、まったく運動しないほうが大きな問題です。
Savage氏は、ジムに通っているメンバーに対して、フィットネス向上の過程は人それぞれだと、よく話すそうです。つまり、誰もが、自分に合った時間帯、運動を継続できる時間帯を自由に探せばいいのです。
大切なのは、異なる時間帯をあれこれ試してみることです。運動する時間帯をいろいろ変えてみて、異なる効果が得られるか確認しましょう。
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