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危険!!「低血圧」 だるさ、むくみ、頭痛などの症状のほか、脳の血流が滞り脳卒中になる可能性も 冬は「ヒートショック」にも注意 。運動の重要性

健康

人生100年時代を生き抜くためには健康意識はとても重要です。今回は身近な病、「高血圧」の反対の「低血圧」にスポットを当ててみました。高血圧が体に良くないことはご理解いただいていらしゃると思いますが、意外と低血圧も危ない、ということをご理解いただけると幸いです。

これからの寒い時期には気を付けなくてはいけないと思います。

低血圧は安心ではない?

減塩や血糖値コントロールの重要性が説かれる中で、特に女性の場合、更年期以降はホルモンの影響で高血圧に悩む人が増えるとされています。「自分は高血圧ではないから安心」とホッとする人は多でしょう。

とある女性の話です。「最近、集中力や気力が落ちて、仕事にも支障が出るようになったので更年期かもしれないと思い、婦人科と心療内科を受診しました。

そしたら、うつ病を併発した慢性疲労症候群だと診断され、原因は低血圧ではないかとのことでした。昔からずっと低血圧気味で、朝が苦手で疲れやすい体質でしたが、それ以外は健康だったので“たかが低血圧、むしろ高血圧じゃなくてラッキー”と放っていたのを後悔しています」

高血圧の問題ばかりがクローズアップされがちですが、低血圧も危険です。血圧が低いと血液が全身に充分に行き届かないので、栄養と酸素が不足して疲れやすくなります。

低血圧の症状

医学的に正式な定義はありませんが、

一般的に収縮期血圧(上の血圧)が100mmHg未満の場合に低血圧と診断されます。

ただし、症状の有無が重視されるので100mmHg以上あっても、だるさやめまいなどの症状が出ていれば低血圧といえますし、何も症状がなければ100mmHg未満でも問題ありません」

低血圧は大きく分けて「本態性低血圧症」「二次性低血圧症」「起立性低血圧症」「食事性低血圧症」の4つに分類される。

※図)女性セブンプラスより引用

『本態性低血圧症』はもっとも多いが原因がわかってないです。

『二次性低血圧症』は病気や薬などが原因で起きるので、病気の治療や薬の調整を優先して行います。

『起立性低血圧症』は重力で下半身に流れた血液が上半身に戻らず、起き上がったときにめまいや立ちくらみを起こすのが特徴です。

『食事性低血圧症』は、食後に腸に血液が集中するため、食後30分~1時間後に血圧が一時的に急激に低下するものです。

低血圧は女性に多く、特に40才以下でやせ型の人がなりやすいといわれています。

女性の場合、更年期までは女性ホルモンの働きによって血管が拡張し、血圧が低くなりやすいので注意が必要です。また、高齢でもやせている人や食が細い人は血圧が下がりやすいのです。

高血圧で降圧剤を服用している人も低血圧のリスク?

病院で血圧を測ると緊張して高い数値が出やすく、本当は上の血圧が130mmHgくらいなのに診察室では160mmHgという人もいます。その数値で高血圧と診断され、降圧剤をのめば100mmHgくらいの低血圧になってしまうこともある。そうした“白衣高血圧”のかたは高齢者ほど多いらしく、外来ではよくあるケースだそうです。

脳の血流が滞り、脳卒中になる

低血圧になるとだるさやむくみ、頭痛、肩こり、食欲不振などさまざまな症状が起こります。危険なのは脳の血流が低下し、ふらつきやめまいの症状が現れることです。

ふらついて転倒するのがいちばん怖いです。頭を打つこともあるし、高齢者が転倒して大腿骨を骨折すると、そのまま寝たきりになることもあります。寝たきりになれば活動量が減って脳への刺激が少なくなり、認知症を発症する恐れがあるほか、あらゆる体の機能や免疫力が落ちていきます。

これからの時期、脱衣所など寒暖差の激しい場所では「ヒートショック」(急激な温度変化に伴う血圧の変動)が起きやすくなり、脳梗塞を発症する危険があるので注意が必要です。ヒートショックというと暖かい部屋から寒い場所へ移動し急に血圧が高くなることをイメージしがちだが、逆もある。特に低血圧の人にとって危険なのは浴槽です。

起立性低血圧症で、浴槽からふと立ち上がった瞬間にふらふらしてしまうケースなどがあります。

体が温まると末梢血管が開くので低血圧になりやすく、湯船から立ち上がった瞬間は起立性低血圧症も起こしやすいです。浴槽で意識を失うと溺れ死ぬことがあります。寒いからと温まりすぎないように注意すること。立ち上がるときは何かにつかまって、ゆっくりと立つようにしてください。

また、低血圧だと脳の血流が滞るため、脳卒中になる可能性があるといわれています。まだ医学的なコンセンサスはありませんが、昔から脳神経外科を中心に、高血圧でも血圧を下げすぎないように配慮する医師は多いそうです。

低血圧の陰に病気が隠れていることもある

甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症や、心臓病が原因で脳の血流が低下し、むくみや疲労感など低血圧の症状が出ることがあります。たかが低血圧とあなどってはいけません。

血糖値を上げる食材はチェダーチーズがおすすめ

血圧を上げる食材にチェダーチーズがおすすめです。

チェダーチーズに多く含まれるチラミンは、血圧を上昇させる物質『カテコールアミン』の原料になるので血圧が上がりやすい。実際、低血圧の人にチェダーチーズを50g食べてもらい、食事の前後で血圧を測定したところ、上の血圧が平均5も上昇したケースがあります。

弾性ストッキングを併用

弾性ストッキングで体を締め付けると、交感神経が優位に働いて血圧が上昇します。着用前と着用後を比較すると上の血圧が平均3も上がりました。チーズと合わせると血圧が8上昇することになり、かなりの変化です。ワンサイズ小さい下着やジーンズでも血圧を上げることができます。

カフェインを摂る

食後に起こりやすい低血圧に対処するには、食事中の飲み物をお茶やコーヒーに変えてみるのがよいでしょう。

カフェインは血管を拡張させるアデノシンの働きを抑えるので、血圧を上がりやすくします。食後よりも、食前に飲むとより効果的です。コーヒーには牛乳を入れてもいいですが砂糖は控えましょう。砂糖を入れると食後の低血圧を引き起こします

そして運動、、、

血液は筋力によって循環しているので、筋肉がない人ほど低血圧になりやすい。筋力をつけようと激しい運動をする必要はありません。毎日30分ほど散歩をするだけでも充分な運動です。

過去、いろいろな記事を書かせていただきましたが、やはり運動は健康に欠かせないものなんだと思わされました。

まとめ

私も、低血圧はとくに問題ない症状だと思っておりました。しかし、調べてみると低血圧も危ない病気です。やはり基準値から大きく乖離することは良くないのだなと通関しました。

これから寒い季節にはいります。みなさんもヒートショックには気を付けましょう。

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