便秘を解消して、お腹の脂肪を落とそう!腸の環境がすべてを変える。あなたの腸は大丈夫❓

医学

体の不調の原因はすべて「腸」にあると専門医の方がおっしゃったそうです。「腸活」という言葉が流行り始めて、腸を大切にしようという意識は世の中に広まってきたのではないかなと思います。

腸は「第2の脳」といわれており、48時間、1ヵ月、1年という腸のリズムがあります。1月と8月に便秘が多発するのはなぜ?便の排泄時間を知るのにおすすめの食べ物とは?(本稿は、松生恒夫『腸にいい習慣ベスト100』(総合法令出版)の一部を抜粋)

腸は「第2の脳」約1億個の神経細胞がある

 腸は「第2の脳(セカンド・ブレイン)」と呼ばれることがあります。脳には約150億個の神経細胞があります。脳と比較すると少ないものの、腸には約1億個の神経細胞が存在しています。これは脳に次いで2番目の多さです。

 筋肉は脳からの指令を受けて動きます。また、臓器は脊髄が関係する中枢神経系から指示が出ることで動きますが、腸の神経細胞は、脳や脊髄からの命令を受けずに腸を動かすことができます。

 腸の神経細胞は、小腸の分節運動や便意を起こすこと、食べ物の分解・消化に必要な酵素やホルモンの分泌を促す働きをもっているのです。

 腸と脳は約2000本の神経線維でつながっています。この神経線維による「脳との連携」も腸が果たす役割です。

 腸にも独自の神経ネットワークがありますが、腸の機能低下には脳がかかわっていることが多いのです。「脳腸相関」といわれる関係性です。


 たとえば、学校や会社、宿泊先のトイレでうまく排便できなかったり、ストレスが原因で便秘や下痢になったりすることがあります。

あなたは腸プラス?腸マイナス?どちらに傾く生活かチェックしよう

 漢方の世界では、「陰」と「陽」という考え方があります。私はこれをアレンジして、腸によいことを「腸プラス」、腸によくないことを「腸マイナス」と表現しています。

 次のチェックリスト(15問)は、自分が腸プラス、腸マイナスのどちらに傾く生活をしているかをチェックできるものです(腸マイナスの合計数を出します)。

・腸プラス・腸マイナスセルフチェックリスト

(1)朝食を毎日食べている はい→腸プラス・いいえ→腸マイナス

(2)現在、ダイエットをしている、あるいは過去にダイエットの経験がある はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

3)野菜や果物をよく食べている はい→腸プラス・いいえ→腸マイナス

(4)納豆をよく食べている はい→腸プラス・いいえ→腸マイナス

(5)料理などにオリーブオイルをよく使う はい→腸プラス・いいえ→腸マイナス

(6)ヨーグルトやチーズなどを食べている 1日に100~150ml(市販のヨーグルトカップ1個半程度)食べる→腸プラス・まったく食べないか、200ml以上食べる→腸マイナス

(7)魚より肉をよく食べる はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(8)水分を摂ることを控えている はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(9)外食やコンビニ食をよく利用する はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(10)トイレに行きたくなっても排便を我慢することがある はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(11)下剤を長期間(1年以上)使っている はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(12)運動不足気味だ はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(13)睡眠時間は1日7時間以上だ はい→腸プラス・いいえ→腸マイナス

(14)ストレスの多い生活だ はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

(15)年齢が70歳以上だ はい→腸マイナス・いいえ→腸プラス

・腸マイナスが2個以下……理想的な腸プラスの生活

・腸マイナスが3~6個……生活が腸マイナスに傾きかけています

・腸マイナスが7~12個……腸マイナスの生活。腸プラスの生活になるように心がけましょう

・腸マイナスが13個以上……かなりひどい腸マイナスの生活。便秘が慢性になっている場合は、早めに胃腸科・消化器科などを受診してください

 腸マイナスの個数はいくつありましたか?腸マイナスの生活が続くと、腸の免疫機能低下を招く「ストレス腸」の状態に近づいてしまいます。

腸の健康を損なう「腸に悪い暮らし方」

 当然のことですが、「腸に悪い暮らし方」を続けていると、腸の健康は損なわれます。腸に悪い暮らし方、悪習慣は大きく3つあります。

 1つ目は腸のリズムを乱す生活です。推奨されている1日3食を1、2食で済ませていたり、不規則な食事時間は腸にデメリットです。また、便意の我慢、夜更かしなども腸のリズムを乱すと考えられます。

 2つ目はストレスです。強いストレスは、腸を動かす運動を抑えて便秘の原因になることがあります。

 そして、3つ目が運動不足です。

食事から排便までの時間で腸のリズムを導き出すべし

 腸にはリズムがあります。それは食事を摂ってから便が排泄されるまでの時間です。

 早い人は、食後12時間前後で便が排泄されます。ほとんどの人は、48時間以内に排泄されます。腸の機能が低下していると、48時間以上かかるようになり、便秘の場合は48~72時間も(またはそれ以上)かかります。

 便の排泄時間を知るのにおすすめの食べものが、イカ墨パスタです。イカ墨パスタを食べると、イカ墨の黒色のまま便が出てきますので、自分の便がどれくらいの時間で排泄されるのかを知ることができます。

【1ヵ月の腸のリズムを知る】

 女性は生理の1週間前くらいになると便秘になる方が増えます。月経前の便秘についてはあまり神経質になる必要はありませんが、自分の体のリズムとして知っておくとよいでしょう。

 月経前の排卵期から月経までの間にエストロゲンという女性ホルモンが分泌されます。エストロゲンには、腸の筋肉の刺激感受性を低下させる作用があります。また、大腸の水分を吸収する作用もあるため、便秘になりやすくなるのです。

【1年の腸リズムを知る】

 1年のうち腸のリズムが変化する月があります。1月と8月です。1月と8月は、便秘が多発する月なのです。

 1月は、正月休みや帰省、旅行などで食生活や行動が変わります。さらに気温も低いため、血流が悪くなり、腸の働きが鈍るのです。

 一方の8月は、気温が高く、発汗で水分が失われるために腸に届く水分が少なくなり、便が硬くなりやすく、排便力も低下してしまいます。“1月と8月は腸の機能が低下する”と覚えておきましょう。

自らの腸リズムに合わせた食事の摂り方のモデルケース

 腸リズムに合う1日の食事の摂り方のモデルケースを紹介しましょう。

 朝起きたら、水やお茶、コーヒーなどを1杯飲み、7、8時台に朝食を摂ります。昼食は12~13時の間に摂ります。夕食は19~20時に済ませ、深夜0時には就寝しましょう。就寝時は胃が空になっているとよいでしょう。また、昼食のボリュームをもっとも多くし、夕食は軽めにすることも腸リズムに合うポイントです。

【朝起きたら水200mlを飲む】

 水分は腸にとって重要です。水分が不足すると、便が硬くなったり、腸の働きが悪くなったりします。

 水を1リットル飲んでも、小腸で900ml以上が吸収され、大腸に届くのは100ml足らずです。それほど、大腸に水分は届きづらいのです。

起床後はまず水をコップ1杯(200ml)飲むと、胃腸が活発に動き出します。このとき胃への刺激が強い炭酸水を飲むのもよいです。

【朝食の15~30分後にはトイレに行く】

 朝食後15~30分後に、大腸の大ぜん動が起こりやすくなります。このときの便意は我慢せず、その時間にトイレに行く習慣をつけましょう。気持ちに余裕を持ち、5分ぐらいの間に排便できるのが理想です。

 便意がないにもかかわらず、無理に強くいきむのはやめましょう。いきみすぎが肛門のうっ血を招き、痔の原因になります。

栄養補助食品を活用する

私は腸活という言葉が流行りだす10年くらい前からお通じに関する書籍や考え方をたくさん学びました。そして腸活を実践しているドクターが「ゴボウ茶」を消化していました。名前の通り、乾燥ゴボウを煎じて飲むという方法です。

ゴボウに含まれるサポニンという成分が体から毒素を排出する役割があり、そのドクターは当時50代でしたが、とても若々しくありました。

私も試してみたところ、お通じは圧倒的に良くなりました。もちろん運動や水分補給などにも気を付けていましたがね…

普段飲むお茶を変えるだけで、そこまで手間はかかりませんので、ゴボウがお嫌いでなければお試しください。


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