日本人の約8割が「疲れている」と回答するなど、疲労は現代的な“国民病”と言われます。私も現場で、「体調いかがですか?」と「疲れてます」、「●●が痛いです」、「二日酔いです」などネガティブなワードが多くでてきます。
もちろん、やせ我慢をしてほしいわけではないです。でも、元気です、とおっしゃってくださる方は基本的にいません。
そもそも、自分も誰かに「元気ですか?」と聞かれて元気です!と答えているでしょうか。良くて「まあまあです」といったところでしょうか。現代では食べ物も豊富で、快適な移動手段があり、欲しいものはある程度なんでも手に入る時代です。
しかし、元気ではないのが現状です。むしろ疲れています。この疲労の原因はなんなんでしょうか。答えは「糖質過多」です。食べているのに疲れてしまうのです。不思議ですよね。
では糖質を多く摂取してしまう方はどのような症状が現れるのでしょうか。
疲労、肥満、老化という不健康一直線
糖質過多の食生活で老化も進む
疲れない体をつくりたければ、まずは糖質中毒から抜け出すことが必須です。「自分は糖質中毒になんてなっていない」などと油断してはなりません。
現代人の多くが、本来、人類が必要とされているよりも多くの糖質を摂っており、それによって疲れを溜め、健康を害しています。
糖質過多の食生活を続けていれば、私たちの体は、大きく3つの段階を踏みながらボロボロになっていきます。
1.短期的には「疲れやすくなる」
2.中期的には「太りやすくなる」
3.長期的には「老けやすくなる」
「疲れやすい」と感じて本記事をご覧になっているみなさんは、少なくともすでに第一段階にいるわけです。
気づかぬうちに糖質過多の生活を続け、疲れを感じているということを、軽視してはいけません。それは、単に「疲れた」では終わらない、不健康一直線のレールに乗っていることを示しているからです。
糖質過多が原因で疲れている人は、やがて太っていきます。「もう太っている」と自覚している人は、不健康一直線レールの第二段階まで進んでいます。
さらに、糖質過多が原因で疲れていると、人より早く老けていきます。老けるということは、見た目の問題に留まりません。体の中も老けている、つまり、あらゆる怖い病気に罹りやすいということです。
1.疲れやすくなる
2.太りやすくなる
3.老けやすくなる
この、どれも御免こうむりたい3つの嫌な段階は、すべて糖質過多の食生活が招いています。
疲れを癒したくて甘い物を食べる。
疲れているけど頑張るために大盛りライスを食べる。
こうした、みなさんが「よかれ」と思っている行為が、自らを疲れさせ、太らせ、老いさせ、どんどん不健康な状態に追い込んでいるのです。
ではここで何をたべたら良いかというと、「たんぱく質」です。他の記事でも紹介させていただいておりますが、体を構成する細胞はすべてたんぱく質でできています。筋肉、爪、髪の毛、etc…意識しないと少なくなってしまうたんぱく質、食欲のコントロールもたんぱく質、ダイエット、健康維持には欠かせない栄養素です。積極的に摂取していきましょう。
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