週7回以上入浴すると要介護のリスクが減る
近年、「健康寿命」という言葉がよく言われます。健康寿命とは、介護や人の助けを借りずに普段の生活の動作が1人ででき、健康的な日常が送れる期間のことをいいます。これを伸ばすにはどのようにしたらよいのでしょうか?

そのヒントになるかもしれない研究があります。それは「入浴の習慣がある人ほど、要介護リスクが減る」というもの。これは、千葉大学が全国18市町村に居住する要介護認定を受けていない高齢者約1万4000人を対象に行ったもので、入浴する頻度と新規要介護認定との関係を3年にわたって調べたものです。その結果、週に7回以上入浴する高齢者は週0~2回の人に比べて、約3割、要介護認定のリスクが減少していることがわかったそうです。
平均寿命よりも、健康寿命の大切さがうたわれている今、入浴という身近な方法で要介護のリスクを減少させられるというのは朗報でしょう。
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このような結果が得られる理由は、入浴によって血流がよくなるからだと私は考えます。体と脳に酸素や栄養が行きわたることで、身体的にも脳機能的にも健やかさが保たれるのでしょう。気分がリフレッシュするという心理的な作用も脳によい刺激を与えていると推察されます。
週5回入浴する人は心臓や血管の状態が良好
また、「週に5回以上入浴する人は、4回以下の人に比べて心臓や血管の状態が良好」という研究結果も愛媛大学によって報告されています。これもやはり、血流がポイントです。血流が悪いと、心臓が下半身のポンプ機能を補おうとして圧力を上げるため、心臓に負担がかかります。しかし、血流がよければ心臓の負担は減ります。また、血圧が安定することで血管の内側が傷つくリスクも軽減させることができます。ちなみに、大きな差が出たのは4回と5回のラインで、5回以上は大差がなかったそうです。

さらに、株式会社バスクリンと順天堂大学は
「運動前に入浴をするとパフォーマンスが向上する」
という共同の研究結果を発表しています。
事前にお風呂に入らなかった場合と、入った場合(38度に10分間)のジャンプ力を比較した結果、入らなかった場合は33.4cmであるのに対し、入った場合は36.2cm(ともに3回測定した最大値)を記録したとのこと。

終わりに…
お風呂に浸かると、心臓のポンプが正常に働きやすいようですね。確かに、医療従事者の方に循環器が正常に働いていることは健康だと教えていただいたことがあります。カラダ全体をめぐっているモノが正常に機能しないことは異常ですよね。そういった点を踏まえると運動はとても大切なツールの一つですね。
ちょっと驚いたのは、運動前に入浴するとパフォーマンスが向上するというところです。体温が37度くらいになると筋収縮の速度が向上するという説がありますが、運動でカラダを温めたらという話だと思っていました。
確かに、お風呂に浸かって心臓のポンプが正常に機能、そして血流を安定的に全身へ送ることができれば骨格筋にもよい影響がありそうですよね。
しかし、時間がないとシャワーで済ませてしまうことが多いので、私もなるべく湯舟に浸かろうと思います。
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