70代世帯の「約8割」が金融資産を保有
全国5000世帯を対象に金融資産や借入金、家計の状況などを聞いた調査「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会)から70代の回答をランキングで見ていきましょう。まずは「金融資産」についてです。
※家計の金融行動に関する世論調査2023年(二人以上世帯、単身世帯、総世帯の各調査)
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※総世帯、実数1597)
保有している 78.4% 保有していない 21.6%

約8割(78.4%)が、金融資産を「保有している」と回答。大半が安定した生活を意識して、資産を蓄えているようです。一方で「保有していない」と回答した世帯も約2割(21.6%)あり、資産形成の格差や個人のライフスタイルの違いが垣間見えます。
70代に人気の金融商品は?
70代のみなさんはどんな金融商品を持っているのでしょうか。
70代保有金融商品ランキング(総世帯)
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※総世帯、実数1597、複数回答)

- 1位 預貯金(ゆうちょ銀行の貯金を含む) 98.0%
- 2位 株式 37.3%
- 3位 積立型保険商品(生保・損保) 35.6%
- 4位 投資信託(MRF、MMF、REITなどを含む) 26.1%
- 5位 個人年金保険 16.2%

群を抜いて多いのが「預貯金」(98.0%)で、ほぼ全世帯が保有しているという結果に。収入が年金中心となる70代にとって、元本保証のある預貯金は資産を安全に管理できる手段の一つ。急な出費が必要になった際、柔軟に引き出せる点も魅力と言えそうです。
そして2位は「株式」(37.3%)、3位はほぼ同率で「積立型保険商品」(生保・損保)(35.6%)となりました。
70代単身者の1位は「3000万円以上」
70代の人はどの程度、金融資産を持っているのでしょうか。単身世帯と二人以上世帯をそれぞれ見てみましょう。
70代の金融資産保有額ランキング(単身世帯)
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数377)
- 1位 3000万円以上 23.6%
- 2位 1000万~1500万円未満 11.7%
- 3位 2000万~3000万円未満 11.1%
- 4位 500万~700万円未満 9.0%
- 5位 100万円未満 8.0%
まずは単身世帯から。1位は「3000万円以上」(23.6%)で、2位と3位も1000万円を超えています。リタイア直後と比べると老後資金は減るはずですが、多くの人が「人生100年時代」の到来を見据え、計画的な資産管理を行っているということでしょう。
一方で、4位は「500万~700万円未満」(9.0%)、5位は「100万円未満」(8.0%)と低めの金額に。資産額の差が浮き彫りになる結果となりました。なお、平均は2104万円、中央値は1100万円でした。
「70代家族あり」の1位も「3000万円以上」
70代が世帯主の二人以上世帯の金融資産保有額のグラフは以下のとおりです。
70代の金融資産保有額ランキング(二人以上世帯)
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数875)
- 1位 3000万円以上 24.3%
- 2位 1000万~1500万円未満 12.7%
- 3位 2000万~3000万円未満 9.1%
- 4位 1500万~2000万円未満 8.2%
- 5位 500万~700万円未満 7.7%
1位は単身世帯と同じく「3000万円以上」。割合もほぼ同じ(24.3%)で、4世帯のうち1世帯が、3000万円以上を保有していることが分かります。
また1位から4位までの結果をまとめると、全体のうちおよそ半数(54.3%)の世帯が1000万円以上を保有。夫婦や家族での生活を視野に入れて、余裕を持たせた資産管理を行っている傾向が見て取れます。なお、平均は2188万円、中央値は1100万円でした。
おわりに
いかがでしたでしょうか?70代の方々って結構資産あるんだな、と思いましたでしょうか。正直、何歳まで生きれるのか、途中で病気になってしまいお金がかかるのか、誰にも分りません。資産が多い分には問題ないと思っております。
3000万円なんて無理だよ、と思うかもしれませんが、いまの年齢でできるベストな選択をすればよいと思います。現在はネット環境が整っているので、株式投資などの資産運用が手軽にできる時代です。
手堅い債券でも保有すれば貯金よりは増えます。これからも資産運用系のネタをアップしていきたいと思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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