2020年くらいから徐々に円安の流れになり、いまは1ドル=147円前後で推移してます。
資産運用をしていると、必ずといっていいほど「為替」がついてまわります。
今回は8月1日に1ドル=150円後半→147円台に急激な円高に振れました。これは毎月第一金曜日に発表されるアメリカの「雇用統計」からくるものです。

為替の世界で重要な指標の一つ、「雇用統計」について解説していきたいと思います。
雇用統計とは?
この5つの項目で構成されています。
この数字でアメリカの経済が良い方向にむかっているのか、または良くないのか、が傾向として読み取れます。
実際はこれら5項目が発表される前に、予想がでます。この予想との乖離が大きいと市場がびっくりして急激な上下に動くことがあります。

アブ
予想外の変動はとんでもなく動くときがあるので要注意です。
雇用統計、各項目について
それでは雇用統計の5つの項目について簡単に説明させていただきます。
① 非農業部門雇用者数(Non-Farm Payrolls, NFP)
- 内容:農業部門を除いた民間と政府部門の雇用者数の増減。
- 重要性:雇用市場の全体的な動きを最も象徴するデータで、景気の良し悪しを判断する材料になります。増加すれば景気拡大、減少すれば景気後退の可能性があるとされます。
② 失業率(Unemployment Rate)
- 内容:労働力人口のうち、職を探しているが職に就いていない人の割合。
- 重要性:労働市場の「健康度」を示す指標。失業率が低いほど経済が好調とされ、FRBの金融政策にも影響を与えることがあります。
③ 労働参加率(Labor Force Participation Rate)
- 内容:16歳以上の働ける人のうち、実際に働いているか職を探している人の割合。
- 重要性:働き手の意欲や社会全体の労働動向を読み取る指標。参加率が上がるのは景気に対する期待感が高まっている兆しです。
④ 平均時給(Average Hourly Earnings)
- 内容:1時間あたりの平均賃金。
- 重要性:インフレ圧力を測るうえで重要なデータ。時給の上昇が続けば、物価上昇(インフレ)の兆候とされ、利上げの可能性も高まります。
⑤ U-6失業率(広義の失業率)
- 内容:公式失業率(U-3)に加えて、フルタイム希望者のパート就業者や職探しを諦めた人も含めた失業率。
- 重要性:より「実態」に近い失業状況を示す。U-3とU-6の乖離が大きい場合、表面的には好調でも隠れた雇用問題があることを示します。
まとめ
今回のイベントは、為替(特にドル)に影響がある指標についての話でした。
毎月、第一金曜日に大きな動きがあるかも、把握しているだけでも良いかと思います。
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