【株式投資・入門】経済ニュースを知る。トランプ関税のしくみ

昨今の日経平均の暴落、NYの暴落と市場をにぎわせているトランプ関税。言葉は聞いたことあると思うのですが、具体的にどんなことが起きているのでしょうか？今回は小学生でも分かるような簡潔な内容になっています。

「トランプ関税（かんぜい）」は、アメリカの元大統領ドナルド・トランプさんが、大昔じゃなくてわりと最近、アメリカに外国から入ってくるモノに特別な“お金”をかけたことだよ。

この“お金”のことを「関税（かんぜい）」っていうんだ。

たとえば、中国や日本からアメリカにいろんなモノ（車とか鉄とか服とか）が売られてくるよね。

そうすると、アメリカの工場で作ったモノよりも安くなって、アメリカの会社が困っちゃう。

だからトランプさんはこう考えたんだ👇
「よし！外国から入ってくるモノに関税をかけて、ちょっと高くしよう。そうすれば、アメリカのモノを買ってもらえるはず！」

たとえば：

→みんな中国のジュースを買っちゃうよね？

でも、トランプ関税で中国のジュースに50円の関税をかけたら…

→今度はアメリカのジュースのほうが安いから、こっちを買ってもらえる！

関税をかけると、外国も怒ってアメリカのモノに関税をかけ返してくることがあるんだ。これを「貿易戦争（ぼうえきせんそう）」っていうよ。

そうなると、いろんなモノの値段が上がって、みんなが買い物しにくくなることもあるんだ。

というような話です。トランプさんは自国(アメリカ)を守るために関税をかけているのですね。もちろん単純な話ではありませんが、お役に立てればと思います。