【日本市況】長期金利が15年ぶり高水準、日銀利上げ警戒-株大幅続伸

経済

日本の金利が上昇してきたというニュースを見かけるようになりました。これは良いことなのでしょうか?

そもそも金利が上昇する理由は何かを簡単にまとめました。

日銀がYCC(長期金利の抑制策)を緩和した
物価が上がり、低金利政策の継続が難しくなっている
米国の金利上昇の影響を受けて、日本国債も売られやすくなっている
「日銀がマイナス金利を解除するかも?」という市場の期待がある

という4点が考えられます。この中でも分かりやすいのは「物価の上昇」ではないでしょうか。それにしても物価上がりましたよね。少し前なんかキャベツ1玉100円で買えましたが、最近は1玉298円と3倍くらいになってました。給料はどのくらい増えたのかな…というのは脱線してしまうのでなしです。

今回は金利上昇に伴い、株式、債券、為替にどのような影響がでるかを解説させていただきます。

1. 株式市場への影響

金利上昇は、一般的に株価にネガティブな影響を与えます。

  • 企業の資金調達コスト増加: 企業が銀行から借入をする際の金利が上がるため、設備投資や事業拡大がしにくくなります。
  • 割引現在価値の低下: 将来の利益を現在価値に換算する際の割引率が上がると、成長株(特にハイテク株など)の価値が下がりやすい。
  • 銀行株にはプラス: 一方で、銀行は貸出金利が上がることで利ざや(貸出金利と預金金利の差)が広がり、銀行株は上昇しやすい

2. 債券市場への影響

金利上昇は、債券価格の下落を招きます。

  • 既存債券の価格低下: 市場金利が上がると、すでに発行された低金利の債券は相対的に魅力がなくなるため価格が下がる。
  • 新発債の利回り上昇: 新しく発行される国債や社債の利回りは上がるため、新規購入者にはメリットがあるが、既存保有者にはデメリット。
  • 金融機関の資産評価に影響: 債券を大量に保有する保険会社や年金基金などは、保有資産の価値が下がるため財務状況が悪化する可能性がある。

3. 外国為替市場への影響

日本の金利が上昇すると、円相場にも変化が生じます。

  • 円高圧力が強まる: 日本の金利が上がると、日本の国債や預金の利回りが上昇するため、円建て資産への投資が増え、円買いが進む(円高)
  • ただし、他国の金利との比較が重要: 例えば、米国の金利が同じタイミングで上昇している場合、円高の影響は限定的になる。
  • 金利上昇 → 株安(特に成長株)、銀行株は堅調
  • 金利上昇 → 債券価格下落(特に長期債)
  • 金利上昇 → 円高傾向(ただし他国との金利差次第)

ただし、日銀の政策スタンス世界の金利環境によっても影響は変わるので、単純に「金利上昇=円高・株安」とは限りません。

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