【ぽっこりお腹撃退!】夏までに痩せよう。効果的なお腹のトレーニングを始めよう。

健康

腹筋は縮めるより伸ばす

 まず従来の腹筋運動は、「縮める腹筋」です。寝転がって上半身を起こすやりかたですね。ところが、解剖学的にも、筋の硬さから見ても、腹筋は伸びる力のほうが、縮める力よりはるかに強いのです。

 さらに、縮める腹筋は、腹筋を縮めて背筋を伸ばすので、腹筋本来の役割に反した使い方をします。非合理的なトレーニングなので、疲れる割に効果は望めません。

 また、誰もが気にする贅肉といえば、そう、「ぽっこりお腹」。原因は、皮下脂肪や内臓脂肪だけではなく、「重力による押しつぶし」という説があります。具体的には、あまり筋肉を使わない生活を続けていると、筋力の衰えが進行。そのうち重力によって体が押しつぶされ、よい姿勢を維持できなくなります。

 そして最終段階が、背中は丸く猫背になり、骨盤もまっすぐ立てられなくなり後傾。腰が落ちて、胸はつまり、顔は前に出て、ついにはお腹が飛び出して、そこにどんどんお肉がたまっていくのです。

「そる」腹筋エクササイズ

zun-no-yasu
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そる腹筋とはどんなものなのでしょう?

そる腹筋のルール

1. 1日に何回やってもOK!

2. 終わった直後の「お腹が引き上がった姿勢」を5分以上保つ

3. 心身が活性モードになるので、就寝前には行わない

引用:女子SPA!

<Step1> 足の指を浮かせる

両足を腰幅にひらき、平行にして立つ。足の指をそらせ、床から浮かせる。

※かかとで重心が感じられたら正解。

引用:女子SPA!

<Step2>両手を頭の後ろで組む

親指は組まず下に向け、首筋を挟むようにする。首に負荷がかからないように両手で支え、息を吐きながら頭を持ち上げる。

引用:女子SPA!

<Step3>上体をそらせる

息を吸いながら上体を後ろに反らし、キープしたまま呼吸を2回くり返す。

※膝が曲がると、骨盤が前に出て腰がそり、腰痛の原因に!

<Step4>

元の姿勢に戻す

 息を吐きながら元の姿勢に戻る。Step2~4を5回繰り返す。(1回でもOK)

 いかがでしょうか。私も実践してみましたが、あまりに簡単なのでビックリ。とはいえ、お腹だけピンポイントに、ジワジワ効いているのがわかるのです。

メリットしかない! ぽっこりお腹に疲れずに効く

 場所も時間も選ばない、覚えやすいし、何よりキツくないのが魅力です。そる腹筋は胸が広がり心臓の圧迫が取れるので、血圧も心拍数も上がらず、苦しくなりにくいです。疲労感が少ないから継続しやすい、おまけに効果のほどは体が証明してくれるとあっては、やらないわけにはいきません。

 起床時に、仕事の合間に、いつでもどこでも日常に組み込める筋トレが、「そる腹筋」。その効果を最大限に生かす注意点は、そる腹筋をしたあとは、「できるだけ長い時間、そったときの「お腹が伸びた感覚」を維持することです。最低でも5分以上はキープしてください。

 普段の姿勢の癖は、なかなかとれないもの。大切なのは、つぶれたことに気づいて、その都度修正していくことにあると思います。「気づく」「そる」を繰り返し、やせ上がったお腹の状態を体にインプットしていきましょう。要は、「そる腹筋」そのものを癖にし、姿勢をじょじょに変えていけばいいのです。

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これなら続けられそう。夏までにすっきりお腹!

 

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