「2025年も残りわずか!ふるさと納税の利用状況と人気返礼品ランキングTOP5」

お金

1.どれくらいの人がふるさと納税をしている?

ふるさと納税の利用率については、幾つかの調査があります。

  • 全国で利用者数がおおよそ 1,079万人 と報じられています。
  • 日本の人口(おおよそ1億2千〜1億3千万人)からざっと見て、「利用している人」は約 18〜19%程度と推計されています。
  • 他のアンケートでは、20〜69歳の人を対象に「利用した」が約28.4%、「これから利用する予定」が12.2%、「利用しない」が54.1%というデータもあります。

つまり、「知っている人」は多くても、実際に手を出している人は 2割前後という感覚です。年末にかけて「今年はいくつか選ぼうかな」という人も増えてくるタイミングですね。


2.利用している人/していない人の「理由」

◎ 利用している人の理由

ふるさと納税を実際に活用している人にとっては、次のような理由が多くあげられています:

  • 「返礼品がもらえるから」:この「もらえる」メリットは、やっぱり魅力です。
  • 「住民税・所得税が控除されるから」:税金として支払うなら、実質的なメリットがあると感じられます。
  • 「応援したい自治体がある/地域に貢献したい」:純粋に「好きな地域を応援したい」という気持ちも根強いです。

× 利用していない・ためらっている人の理由

一方、利用に至らなかったり、躊躇している人からはこんな声があります:

  • 「制度や仕組みをよく理解していない/自分にはメリットがあるのか分からない」
  • 「手続きが面倒そう/どんな返礼品があるか探すのが大変」
  • 「資金的に余裕がない/税金控除分を意識できない」
  • 「欲しい返礼品が見つからない/魅力を感じない」

このように、「知っているけど使っていない」人が多いのは、“仕組みの分かりやすさ”+“返礼品の魅力”が使うかどうかの分岐点になっているからとも言えそうです。


3.人気自治体トップ5:寄付が集まるところ

では、たくさんの人から支持を集めている自治体を、寄付額ベースで“人気”とみてみましょう。2025年データ(7月時点など)から引いたトップ5です。

1位:兵庫県宝塚市(兵庫県)
幻想的な舞台で知られる街ならではの返礼品もあり、寄付額が群を抜いています。

2位:北海道白糠町(北海道)
海産物の宝庫。ホタテ・いくらなどの返礼品が定番人気です。

3位:大阪府泉佐野市(大阪府)
大阪の地域力・返礼品のバリエーションを活かして、多数の寄付を集めています。

4位:宮崎県都城市(宮崎県)
畜産・農産の魅力が強く、肉・野菜の返礼品で「おいしいふるさと納税」として支持されています。

5位:北海道別海町(北海道)
酪農・魚介と自然の恵みを活かした返礼品で寄付者の心をつかんでいます。

それぞれの自治体は、**「どんな特産品を返礼品として出しているか」**が人気の鍵になっているようです。


4.人気返礼品トップ5:何が選ばれている?

続いて、「これは使って損なし!」と見られている返礼品カテゴリを使って、みんなが選んでいるトップ5をご紹介します。各ジャンルの人気ランキングから、代表的なものをピックアップしています。

  • 高級肉(ブランド牛・豚・鶏)
  • 白米・銘柄米(大量・高品質) 
  • 海産物(ホタテ・いくら・カニなど) 
  • 果物(旬フルーツ) 
  • 日用品・生活利便品(トイレットペーパーなど) 

具体的な“返礼品名”としては、こんなものが人気を集めています(2025年8月時点などの実績参照) 

  1. 「宮崎県産 豚切り落とし 3.6kg(都城市)寄付13,000円」
  2. 「熊本県産 森のくまさん 無洗米 10kg(玉東町)寄付25,000円」
  3. 「北海道産 ホタテ玉冷大 1kg(紋別市)寄付23,000円」
  4. 「青森県産 サンふじりんご 5kg(藤崎町)寄付12,000円」
  5. 「トイレットペーパー 96ロール(静岡県富士市)寄付12,000円」

「おいしい」「役立つ」「量がある」この3点が、選ばれる返礼品の共通ポイントですね。


5.まとめ&年末に向けてのひとこと

年末が近づくと、ふるさと納税の申込みも増えてきます。
「今年は使ってみようかな」と思っている方は、次のポイントを押さえておくと安心です:

  • 自分の年収・家族構成から「控除上限額」をまず確認しましょう。自己負担2,000円でどれだけ寄付できるか、目安を持つことが大事です。 
  • 人気自治体・返礼品は申込みが集中して在庫切れになることも。気になるものがあったら早めに申し込むのがおすすめです。
  • 「応援したい自治体」+「返礼品が自分にとって魅力的か」+「手続きが自分にとって苦にならないか」…この三点が重なると、満足度が高くなります。
  • 年内申し込み・ワンストップ特例適用など、期日に余裕を持って動きましょう。

今年も残りわずか。あなたの“好きな地域”を想いながら、「ふるさとを応援しつつ、自分も嬉しくなる」そんなふるさと納税を、ぜひ検討してみてくださいね。

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